グッと心揺さぶる!写真の撮り方

ぼかした写真を撮りたい! 人を浮き立たせるように撮りたい! 星空を綺麗に撮りたい! 撮影テクニックを紹介!

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見れば見るほど"いとをかし"。灯籠ライトアップの撮り方

PB232962.jpg
Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

なうでヤングな和モダン写真


灯籠のライトアップは日本ならではの和の雰囲気と、ほのかに写し出されるほっこりとした暖色を味わえる趣きある風景です。

ライトアップを撮影するには、夜になるのを待たねばなりません。
しかし夜間の撮影は皆さんご存知の通り、非常に難しいのです。
夜にスマホのカメラで写真をとるとビックリするくらいぶれたりした経験はありませんか?
思うような写真を撮れず、悔しい思いをしたこともあるかもしれません。
これはスマホだからという理由ではなく、夜は取り込む光が極端に少ないため、カメラ側の操作が難しいことから起こる現象なのです。
PB232984.jpg
Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
写真は単焦点レンズで撮っています。
単焦点レンズは基本的に明るいレンズなので夜でも写りがよく、なにより背景がぼけるので、被写体を強調した写真が撮れるのです。


撮れない理由は「光に当てる時間」

なぜ思うように写らないのでしょうか?
そこには「シャッタースピード」というものが関係します。

カメラを撮影する時、シャッターを切りますよね?
もし、今お手元にカメラがあれば夜空に向かって、カメラのシャッターを切ってみてください。
・・・たぶんシャッターが下りないはずです。


ここがポイントです。
シャッターを切ることができないのです。
どうしてシャッターを切ることができないのでしょうか?
カメラというものは、カメラの中に入っているセンサーが、正確に光を感じ取って内部に景色のデータを記録することによって「撮影」が行われます。

つまり「撮影」を行う為には、カメラのセンサーに適切な量の光を当てる必要があります。
逆を言えば、光の量が少なすぎると、適切な光の量と判断されずにセンサーの信号が発生せず、撮影を行うことができなくなるのです。

PB233035.jpg
Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
真ん中の灯籠だけを強調して撮りました。
単焦点レンズを使うと後で撮った見直した時に「あれ?」というような面白い写真が撮れていることも!

ではどうすれば夜間の風景を上手に撮ることができるのでしょうか?


フラッシュ!ダメ!ゼッタイ!

まずフラッシュを使うのはダメ、ゼッタイ!!!
光の量が少ないからといって、フラッシュを持ち出すのは下衆の極みです。

せっかく趣き深い灯籠の風景をブチ壊す気か!!!

PB232971.jpg
Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8


フラッシュを使ってしまうと雰囲気が台無しです。
なので、写真を明るくしたい場合はISO感度を上げて下さい。

ISO感度とは光に対してどれくらい反応するかを表したもので、"ISO1600"等と表されます。
数値が倍になると電気信号も倍になり、入り込んだ光の量が半分でも適切な明るさとなります。
極端に暗い夜での撮影では少なくとも感度をISO1600以上にして撮った方がいいでしょう。

しかし!
ISO感度の数字を大きくすると問題が!
それは・・・


ぶれる!!!


先にも言いましたが、光を十分取り込む必要ということは、シャッター速度が遅くなる、ということになります。
開いている間は光を取り込んでいますからね。
そして人は静止することが難しい動物です。
シャッターが開いている間に撮影する私たちの位置がずれたりしてしまうからぶれてしまうのです。

そんな方は三脚を持ち歩くといいでしょう。
ぶれをかなり抑えてくれます。

PB233025.jpg
Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
ISO感度を調整すれば暗い夜間でもここまで火の動きを写し出すことができます。


オート撮影は1番簡単ですが、灯籠だと周囲まで明るく撮影しようとして、灯篭が明るすぎてつぶれる可能性があります。
シャッタースピードとISO感度を調整して灯籠撮りにチャレンジしてみましょう!
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