グッと心揺さぶる!写真の撮り方

ぼかした写真を撮りたい! 人を浮き立たせるように撮りたい! 星空を綺麗に撮りたい! 撮影テクニックを紹介!

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見れば見るほど"いとをかし"。灯籠ライトアップの撮り方

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Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

なうでヤングな和モダン写真


灯籠のライトアップは日本ならではの和の雰囲気と、ほのかに写し出されるほっこりとした暖色を味わえる趣きある風景です。

ライトアップを撮影するには、夜になるのを待たねばなりません。
しかし夜間の撮影は皆さんご存知の通り、非常に難しいのです。
夜にスマホのカメラで写真をとるとビックリするくらいぶれたりした経験はありませんか?
思うような写真を撮れず、悔しい思いをしたこともあるかもしれません。
これはスマホだからという理由ではなく、夜は取り込む光が極端に少ないため、カメラ側の操作が難しいことから起こる現象なのです。
PB232984.jpg
Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
写真は単焦点レンズで撮っています。
単焦点レンズは基本的に明るいレンズなので夜でも写りがよく、なにより背景がぼけるので、被写体を強調した写真が撮れるのです。


撮れない理由は「光に当てる時間」

なぜ思うように写らないのでしょうか?
そこには「シャッタースピード」というものが関係します。

カメラを撮影する時、シャッターを切りますよね?
もし、今お手元にカメラがあれば夜空に向かって、カメラのシャッターを切ってみてください。
・・・たぶんシャッターが下りないはずです。


ここがポイントです。
シャッターを切ることができないのです。
どうしてシャッターを切ることができないのでしょうか?
カメラというものは、カメラの中に入っているセンサーが、正確に光を感じ取って内部に景色のデータを記録することによって「撮影」が行われます。

つまり「撮影」を行う為には、カメラのセンサーに適切な量の光を当てる必要があります。
逆を言えば、光の量が少なすぎると、適切な光の量と判断されずにセンサーの信号が発生せず、撮影を行うことができなくなるのです。

PB233035.jpg
Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
真ん中の灯籠だけを強調して撮りました。
単焦点レンズを使うと後で撮った見直した時に「あれ?」というような面白い写真が撮れていることも!

ではどうすれば夜間の風景を上手に撮ることができるのでしょうか?


フラッシュ!ダメ!ゼッタイ!

まずフラッシュを使うのはダメ、ゼッタイ!!!
光の量が少ないからといって、フラッシュを持ち出すのは下衆の極みです。

せっかく趣き深い灯籠の風景をブチ壊す気か!!!

PB232971.jpg
Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8


フラッシュを使ってしまうと雰囲気が台無しです。
なので、写真を明るくしたい場合はISO感度を上げて下さい。

ISO感度とは光に対してどれくらい反応するかを表したもので、"ISO1600"等と表されます。
数値が倍になると電気信号も倍になり、入り込んだ光の量が半分でも適切な明るさとなります。
極端に暗い夜での撮影では少なくとも感度をISO1600以上にして撮った方がいいでしょう。

しかし!
ISO感度の数字を大きくすると問題が!
それは・・・


ぶれる!!!


先にも言いましたが、光を十分取り込む必要ということは、シャッター速度が遅くなる、ということになります。
開いている間は光を取り込んでいますからね。
そして人は静止することが難しい動物です。
シャッターが開いている間に撮影する私たちの位置がずれたりしてしまうからぶれてしまうのです。

そんな方は三脚を持ち歩くといいでしょう。
ぶれをかなり抑えてくれます。

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Olympus EP3 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
ISO感度を調整すれば暗い夜間でもここまで火の動きを写し出すことができます。


オート撮影は1番簡単ですが、灯籠だと周囲まで明るく撮影しようとして、灯篭が明るすぎてつぶれる可能性があります。
シャッタースピードとISO感度を調整して灯籠撮りにチャレンジしてみましょう!

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なにこの残像感。肉眼では絶対に見れない光の撮り方

シャッタスピード④
Olympus 35mm

シャッタスピードを遅くするとこんな写真が撮れる。


夜間にカメラを固定して、シャッターを長い時間を開いて撮影すると、光の軌跡が連なる写真の撮影ができます。
肉眼では日常的に絶対に見ることのできない光景ですよね。
走り去った自動車は写真には記録されず、明るいテールランプやヘッドライトの光だけが記録されています。
やり方は簡単。
夜景が見えるスポットに着いたら三脚にカメラを固定して、セルフタイマーで撮影しましょう。
あんまり長く居座ると変質者と間違えられる可能性があるのでお気をつけ下さい。
シャッタースピードは30秒でも開けておけば十分です。
三脚を使ったり、セルフタイマーで撮影するのはブレを起こさない為です。
写真はシャッター速度が遅ければ遅いほどブレやすくなります。
ブレるのは人生だけで十分です。
なぜ夜の撮影は昼の撮影に比べてブレやすいのでしょうか?
夜景や暗い室内での撮影をする場合は、光を十分取り込む必要があるのでシャッター速度が遅くなります。
シャッターが開いている間に撮影する位置がずれてしまうことでブレが発生しやすくなるのです。
しっかりとグリップしたつもりで撮影しているいるつもりでも、やはりカメラは微妙に動いています。
昼間やフラッシュを使った撮影では、シャッター速度が速く、手がぶれる速度よりシャッターが開いている時間が短い為にブレが写真に現れないのです。

写真撮影の大原則。

カメラは外の光をレンズを通じて撮像素子へ当てることで撮影を行っています。
撮像素子とは、レンズから入ってきた光を電気信号に変換する電子部品のことです。
写真撮影はいわばこの撮像素子へ光を「どれだけの量」「どのくらいの時間」当てるかという作業なのです。
この光のコントロールがうまい人が俗に言う「写真を撮るのが上手な人」です。
写真撮影において、光を取り込むことを「露出」と呼び、これが「写真の明るさ」に繋がります。
この露出はどれだけの光の量を撮像素子に当てるかを調整する「絞り」と、どのくらいの時間光を撮像素子に当てるかをシャッターの開閉時間で調整する「シャッタースピード」によって決まります。


そもそもシャッタースピードって?

シャッタースピードはシャッターの開いている時間のことで、カメラごとにシャッタースピードの上限と下限が決められており、その範囲内であれば自由にシャッタースピードを変更できます。
シャッタースピードは1秒、1/2秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒のように表します。シャッタースピードが1/100秒といえば、シャッターの開いている時間は1/100秒という意味です。
シャッタースピードを速くすると、シャッターが開いている時間が短くなるため、光が撮像素子に当たる時間が短くなり、写真は暗くなります。
逆に、シャッタースピードを遅くすると光が撮像素子に当たる時間が長くなり、写真は明るくなります。
シャッタースピードが速いと、動いている被写体を止めて写せますが、シャッタースピードが遅いとシャッターが開いている間にカメラが動いて手ブレになったり、被写体が動いて被写体ブレになったりします。
つまり、シャッタースピードが速いほど動いている被写体をブラさずに撮影することができ、手ブレも少なくできます。
逆に、シャッタースピードを遅くすると、被写体の動きを表現するような撮影ができます。

シャッタスピード①

シャッタースピードが早いとこんなにダイナミックな写真が!

シャッタスピード②

シャッタースピードを遅くすると、光源だけが残る写真が撮れるので、手持ち花火で円を描いた写真や

シャッタスピード③

こんな千手観音式手持花火超絶写真を撮ることも可能です!


単純だけど奥が深いシャッタースピード。

注意しなければならないのが、晴天のような明るい条件下ではシャッタースピードを遅くしすぎる露出オーバーとなり真っ白い写真になってしまいます。
逆に屋内や夜など暗い条件下で速すぎるシャッタースピードにすると露出不足となり真っ黒な写真となってしまいます。
写真上達の近道はこの絞りとシャッタースピードの関係を理解することです!
シャッタースピードを変えることで、肉眼では絶対に見ることのできない世界を撮ることができますよ。

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